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基礎化粧品を使う目的

基礎化粧品を使用する目的

皮膚の仕組み

お肌は天然のクリーム(皮脂膜)を作ります

お肌は生まれ変わっています

お肌はうるおいを守ります

シワ・たるみ予防のためには真皮までしっかりケアする



基礎化粧品を使用する目的

基礎化粧品を使用する目的とは何でしょう?

1.年齢とともに足りなくなる「天然のクリーム(皮脂膜)」を補う。

2.年齢とともに鈍くなるお肌の生まれ変わりを活発にする。

3.年齢とともに足りなくなる「NMF」、「細胞間脂質」を補う。


「ん~?」、「皮脂膜って?」、「NMFって??」、「細胞間脂質って~???」

そう思われた方も多いのでは?

若く美しく見せる素肌づくりは、皮膚の仕組みを知ることから始まります。

大切な自分のお肌のこと。
過大広告や宣伝だけに頼るのでなく、まずはひとつひとつ、皮膚の仕組みや、化粧品を使う意味を知って、正しいスキンケアを始めてみましょう♪

皮膚の仕組み

私達の皮膚は、①表皮(ひょうひ)、②真皮(しんぴ)、③皮下組織(ひかそしき)の3層に分かれています。

一般に皮膚といわれている部分は、表皮と真皮をあわせた部分で、わずか2.2mmほどの薄さしかありません。

この表皮はお肌の表面をバリアし、真皮はお肌のハリ、ツヤを支えてくれています。


                 ≪皮膚の断面図≫

 

お肌は天然のクリーム(皮脂膜)を作ります

「皮脂(アブラ)+汗(水)=皮脂膜(天然のクリーム)」です。この皮脂膜は、

1.紫外線や乾燥、ホコリなど、外界の刺激からお肌を守る。

2.皮膚内部の水分の蒸発を防いで、内部からのシワを防ぐ。

という、とっても大事な役割を持っています。ですが、この皮脂膜、年齢とともに減少し、老化の原因の一つになってしまうのです。


         ≪皮脂生産能力の年齢推移≫

皮脂生産能力の年齢推移

このグラフ見ると怖くなりますよね・・・女性の20~30代は、男性の60~70代と同じなんですから(泣)。

そう言えば、テカテカとしたおじいちゃんはよく見かけるけれど、しわくちゃなおばあちゃんは見かけても、テカテカなおばあちゃんて、あんまり見かけませんものね・・・。

だからこそ、女性には、この皮脂膜を補うための化粧品が必要になってくるわけです。

化粧品の成分が、天然のクリームにより近いものなら、より安心で、より効果があるということです。

お肌は生まれ変わっています

一番外側にあり、お手入れにもっとも深いかかわりをもつのが表皮です。
この表皮の一番下の基底層で新しい細胞がつくられます。

その新しい細胞は少しづつ形をかえながら有棘層(ゆうきょくそう)に上がり、さらに顆粒層(かりゅうそう)に上がり、最後に角質層に押しあげられアカとなってはがれ落ちます。

                 ≪表皮の拡大図≫


  ≪表皮新陳代謝のサイクル≫
表皮新陳代謝のサイクル
基底層でできた新しい赤ちゃん細胞が、上へ上へとのぼっていき、表面に出てアカとなってはがれ落ちるまでの生まれかわりを、お肌の新陳代謝(ターンオーバー)といいます。

このサイクルは若くて健康なお肌で 28日間と言われていますが、年齢とともにサイクルが乱れ、新陳代謝日数が長くなってしまいます。そうなると、震い細胞がたまっていき、肌はくすみがちになり、固くなってしまいます。

                            ≪表皮新陳代謝日数と年齢の関係≫
表皮新陳代謝日数と年齢の関係
赤ちゃん細胞がどんどん生まれるようにしてあげるには、お母さん細胞に栄養を与えてあげ、血行をよくしてあげなければなりません。どこの美容部員さんや、エステティシャンさんなどプロの方に聞いても、「毎日のマッサージは必要不可欠」と言われるのは、そのためです。

そして、生まれた赤ちゃん細胞がお肌の上に出てこられるようにするには、週に2~3回ほどのパックで古い角質を取り除いてあげることが必要です。

ただし、はがす時に痛みを感じるタイプのパックは、当然、このわずか0.2mmの薄い表皮を傷めることになりますから、安易にやらない方が無難です。


お肌はうるおいを守ります

表皮の一番外側の角質層を拡大してみると、NMF、細胞間脂質があります。

NMFは角質層に存在する天然の保湿成分のことで、水分、潤いを保ちます。

細胞間脂質は角質層の細胞と細胞の間に存在する脂のことで、水分が逃げるのを防いでうるおいを守り、きめを整えます。

                                     ≪角質層の拡大図≫
角質層の拡大図

サンドイッチを思い浮かべてください。

サンドイッチの「パン」にあたる部分が角質細胞だとすると、NMFは「水分を含んだ野菜などの具」、細胞間脂質は、「水分が逃げないように塗るバター」、にあたります。

この角質層のNMFと細胞間脂質が、お肌のうるおいを逃がさないように守り、きめを整えてくれているのです。

   ≪細胞間脂質量の年間比較≫
細胞間脂質量の年間比較

ところが悲しいことに、このNMFと細胞間脂質は、年齢とともに減少し、それによって、お肌のきめが乱れ、透明感が失われてしまうのです。

つまり、角質層に水分がない状態は、カサカサや肌荒れを引き起こしてしまうのです。


 
そのため、基礎化粧品を選ぶ際のポイントとして、年齢と共になくなっていってしまう、NMF、細胞間脂質に代わるものが配合された基礎化粧品を使うと効果的です。

シワ・たるみ予防のためには真皮までしっかりケアする

下の真皮の拡大図にある繊維芽細胞は真皮のお母さん細胞です。
このお母さん細胞が、真皮の三大成分を作り出してくれます。

真皮の三大成分と、その役割とは何でしょう?

①コラーゲン=たるみを防ぐ
②エラスチン=弾力を保つ
③酸性ムコ多糖類=水分を保つ

コラーゲンや、エラスチンなどの繊維が真皮の中を網目状に走って、皮膚の弾力を出しています。

これらの繊維の間を満たしているのが、可溶性のコラーゲンや、ヒアルロン酸(最近ブームになっているので、聞き馴染みがあるのでは?)をはじめとする酸性ムコ多糖類です。

この酸性ムコ多糖類が真皮内の水分量を一定に保ってくれる働きがあるのです。


            ≪真皮の拡大図≫

真皮の拡大図

しかし!年齢と共に繊維芽細胞は衰え、コラーゲン、エラスチン、酸性ムコ多糖類も減少していってしまうのです!

エラスチンは上の図でも分かるように、繊維を支えるバンドの役割をしていますから、それが緩めば、お肌にもたるみが生まれ、コラーゲンや酸性ムコ多糖類が減れば、水分を閉じ込める力もなくなってしまうため、肌の弾力やハリが失われてしまうということです。

ここまででお気付きかとは思いますが、「コラーゲン注射」や、「コラーゲン入りの化粧品」では、一時的にコラーゲンを増やしてあげるだけなので、コラーゲンが減少すれば、もしくは、老化の速さに追いつけなければ、すぐに元に戻ってしまいます。

そこで、これらの真皮の三大成分を生み出してくれるお母さん細胞の、「繊維芽細胞」自体を増やしてあげられる化粧品を使うことが、効果的になってくるのです。

シワやたるみを防ぐためには、表皮だけでなく、真皮まで届く基礎化粧品を使って、しっかりケアしてあげることが必要です。



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